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ブランディングはロゴのデザインを新しくすることではない

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ブランディング

どうもナカノクリエイトのナカノです。

ブランディングとは「ユーザーが共通のイメージを持つようにさせる手法」です。

「スマートフォン」という言葉が定着する前では、ギャラクシーもネクサスもエクスペリアもすべて「アイフォン」と言わていました。おじさんに「おっ!それ新しいアイフォン?」と聞かれ苦笑しながらアイフォンとの違いを説明しているアンドロイドユーザーをよく目にしました。

新しいタイプの携帯電話の総称として「アイフォン」が共通のイメージとしてユーザーの中にて浸透していました。「アイフォン」とカタカナで書いていますが「iPhone」と書いた方がしっくりきます。これもブランドの力です。スティーブ・ジョブズのiPhoneに対するブランディングが成功した結果です。

何故ブランディングが必要なのか

商品を売るためならブランディングは必ずしも必要ではありません。その商品に対して妥当な価格であれば、必要としているユーザーは購入します。商品が同じだと比較するものは価格になります。少しでも安いものがあれば人はそちらで購入します。

ジャガイモが必要な時にスーパーのチラシをみて値段を比較し、安ければそちらのスーパーに買いに行く。自然な行動です。しかし有名な生産者が作ったジャガイモであれば値段が高くてもそちらを買う人がいます。これがブランドの力です。

ブランディングの目的は商品の付加価値を上げることです。商品の付加価値とは「価格で比較できない、他ではまねできない価値」です。その価値を上げることがブランディングの狙いなのです。

ブランディングするには何が必要か

ブランディングはロゴや包装紙のデザインを新しくすることだけではありません。もちろんグラフィック表現はブランディングの重要な要素ではありますが、それだけではブランディングとは言えません。

まず、ブランディングする対象をじっくり分析することが重要です。商品やサービス、お店や会社をじっくり分析して、他とはどこが違うのか、お客様のニーズはどこにあるのかを徹底的に分析します。そうすることで商品自体から見えてくるものがあります。ブランド・アイデンティティやブランドイメージを見つけることがブランディングする上で重要なことです。

ブランドイメージが固まってはじめて「デザインにできる事は何か?」が見えてくるのです。

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